やせ体質をつくる「筋力トレーニング」
筋力トレーニングとは関節を動かして筋肉を伸び縮みさせたり、筋肉に一定の緊張を与えたりすることによって、筋力を増やしていくトレーニングです。
筋肉を増やし、基礎代謝を上げていくには有酸素運動ではなく筋力トレーニングが有効です。筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることで「太りにくい、痩せやすい身体」を作ることができます。
筋肉は筋力トレーニングを行うことで、筋肉に小さな傷がつきます。その傷が回復することで筋肉は増えていくのです。骨折や引っかき傷でミミズ腫れの経験はあるでしょうか??身体は傷が再生する時、傷つく前よりも骨が太くなったり、皮膚が厚くなったり、固くなったりして治ります。同じ傷には耐えられるように再生するのです。筋肉も同じです。筋力トレーニングで傷付いた筋肉はそれに次は耐えられるように太く、強く回復します。この回復時間が24~48時間といわれています。そのため、ハードな筋力トレーニングは1~2日程度時間を空けた方が効果的です。この時間を空けないと、疲労だけが溜まってしまい逆効果です。
ピラティスのエクササイズはひとつずつ独立させて考えると、それは低強度の筋力トレーニングになります。常に腹筋を意識して力を入れ、肩や股関節などを動かしていくからです。そのため、ピラティスにはハードな動きや重い物を持つ事はありませんが十分に筋肉をつけていくことができるのです。