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ピラティスと腹筋

ピラティスで常に意識していくのがお腹「腹筋」です。私達のお腹は4つの腹筋群からできています。
まずは一番外側にあり、腹筋が6個に割れた。ということがありますよね。その筋肉は「腹直筋」といいます。次にウエスト部分のくびれを支えていて腹直筋の下にあるのが「外腹斜筋」と「内腹斜筋」です。更にその奥、一番身体の中心に近いところにあるのが「腹横筋」です。
ピラティスではこの内臓を包むようにして重なっている4つの腹筋群を使います。
これらとは逆にピラティスではできるだけ、使わないようにするのが上半身と下半身を繋げている「腸腰筋」です。エクササイズによっては、まったく使わないことはありませんが「腸腰筋」を使うと動作に反動をつけて、本来使われなければいけない内側の筋肉ではなく、外側の筋肉を多く使いがちになってしまうからです。
腹筋群の中でも一番奥にある「腹横筋」を意識して使っていきましょう。そうすることで、ウエストを内側から引き締めてくれます。毎日、頭を起こして腹筋運動をしているのになかなかウエストが細くならない・・・という方は、何重になっている腹筋群の一番上だけを引き締めて、奥はゆるゆるのままなのかもしれません。

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