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体脂肪を燃やす「有酸素運動」

 体脂肪を燃やすには、20分以上の有酸素運動が必要です。有酸素運動とはウォーキング、ジョギング、水泳などの運動のことです。これらの運動のエネルギーは身体の中にある体脂肪です。これが車でいえば、いわゆるガソリンの役目をします。
 理科の実験を思い出してください。火が燃えるためには、燃える対象となる「物質」と「酸素」が必要ですよね?これを身体の中に置き換えると、「物質」=「体脂肪」です。体脂肪も身体の中で燃やすには身体の中に「酸素」を取り入れなければいけません。それが「呼吸」です。さらに、物質が燃えると「水蒸気」が発生しますね?これが「汗」だと考えてください。
 これが有酸素運動のメカニズムです。このようにして体脂肪が燃えるまでには15~20分の時間がかかります。そのため、20分以上の運動が必要となるのです。しかも、酸素を身体にたくさん必要とするので、呼吸をしっかりと行える程度・・・会話をしながら、本を読みながら、音楽を聴きながら・・・といったように、余裕のある運動で十分です。
 ピラティスでは呼吸に合わせて、ゆったりと身体を動かし続けていくので45分、60分といったレッスンを通してみれば、体脂肪を燃やす適度な有酸素運動になります。

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